カメ、メダカ、時々iPhoneー日日是好日ー

今ここにを大切にしたいアラフィフ親父のブログです

外見よりもリアクションが好みに影響する

我が家には8匹の亀がいます。その中で写真の八重様の登場頻度が抜きん出ていることは自身でも認めるところであります。八重様は我が家のカメで一番大きいカメです。寝相に悪さもピカイチです。でも一番美人というわけではありません。少なくとも甲羅だけでしたら希さんの方が綺麗だと思います。にもかかわらず八重様ばかりブログに登場する理由はやはりリアクションの良さだと思います。そもそも人間が寄っていってもカメは逃げるか無視するかが専門です。リアクションなんてない世界です。これらのことに改めて気づかせて来れたのは新入りの2匹の子ガメです。

新入りの子ガメのうち、下の直虎の方が大きく甲羅の色も綺麗な美人さんです。知り合いからどちらか1匹ほしいと言われて悩む夢を時々見ます。そんな時これまではもう1匹のキリさん写真上を養子に出そうとする自分がいるのですが、最近はちょっと心境に変化がおきています。それは、キリさんの方が意に反して愛おしいと思い始めていることです。その理由は、キリさんのリアクションの良さにあります。観察する、写真撮る、餌あげるという主人の行為に逐一反応して寄ってきてくれます。おそらく人間の異性の好みも同じだと思います。見た目の好みもありますが、それよりもこちらの働きかけに反応してくれる、そしてまた働きかけるといった行為の練り合わせが互いの関係を強化し愛着あるいは愛情を形成する。そうこうしている間に、また新しいかかわりの視点に気がつく。どんなに好みの相手でもリアクションが無ければ徐々に案山子のような存在になってしまいかねません。一方、本来全てのカメや異性にそれを求めても、相手にも選択権はあるでしょうから、全員こちらの思うようなリアクションをしてくれるとは限らないことも理解しなくてはいけません。

しばらくは八重様のリアクションの良さゆえエースの座は揺るぎないものとして、次世代のエースはまだまだ小さいキリさんなのかもしれませんね。