カメ、メダカ、時々iPhoneー日日是好日ー

今ここにを大切にしたいアラフィフ親父のブログです

カメミチ大事故&九死に一生を得る

昨夕、新しい水槽用の容器を設置して運用を開始しました。今までのものが底面積40×30㎝のところ、今度のものは55×40㎝で、かなり余裕を持って全員水につかってもらえると思ったその直後に事故が発生しました。といいますのは、設置して数時間水をいれないでいたのですが、いざ水を入れたにもかかわらず、カメミチのみが陸場から動こうとしなかったのです。気温が低下していたからかと思ったのですが、実際は、彼は容器の下に首を突っ込んでしまい、動けないでいたのでした。首を甲羅にしまっていたように見え救出の遅れた主人が全て悪いのですが、そのことに気がついて直ちに救出したもののぐったりしたまま動きませんでした。首に加えて手足も伸びきった状態でした。首はプラプラになってしまい圧力で首の根っこがぺしゃんこになりかけてました。手足にも力がなく、目も虚ろでした。暖かい水中に入れてみたものの、その姿はほとんど変わらず、このままでは溺死してしまうのではと一旦陸地に出しました。首が本当にフラフラで頸定していないように見えたので、これはもう無理かもしれないと思ったのですが、しばらくするといつの間にか首を引っ込めていたので、首が自力で動かせたのだとすると回復の可能性ありかと思いました。出血や裂傷はなかったので、暖かくして代謝を上げることくらいしか策がなかったのですが、ぴたり適温を使用して容器に水苔を入れた状態で暖めてみました。写真の通りです。

撮影時には、全く力が入らず、朝までもつかどうか心配でしたが、数時間後にのぞいてみると、以前より動きに力強さが出てきました。玄関先は明け方は一桁まで冷え込みますので、一晩主人の布団で暖めて一緒に寝ました。そうしたところ、今朝になってみるとガリガリと外に出たがる元気なカメミチに戻っていました。夕刻まではぴたり適温でお留守番してもらい、先ほど他のカメズの待つ水槽に入れてみましたが、餌も食べ求愛行動も再開していたので大丈夫だと思います。首がプラプラになった状態からは骨折や内部での出血の可能性が高いと思っていたので、そこからなぜ復活できたのか分かりませんが、こんな危険な目にあわせてしまったことを深く反省しつつ、数日間は要経過観察しようと思います。カメミチはオスの中でも芸達者で読者からも人気をいただいているカメです。むろん、他のカメズと同様、これからも注意して飼育したいと思います。最後に、この件について、大阪のカメ師匠にはリアルタイムに相談させていただき、とてもありがたかったです。記して感謝申し上げます。