iPad Pro単体での出張

出張で京都に来ています。

日帰り出張ですとiPhone単体のみの持参で済むのですが、宿泊を伴う出張になるとiPhoneだけでは不安で、大した仕事もしないのについつい余計なものを持っていこうとしてしまいます。候補はMacBook、iPad Pro、iPad miniなのですが、今回はiPad Proを持参することにしました。MacBookの方がオフィスも使えて便利なのですが、今回iPad Proを持参してどのように便利だったか書き記してみたいと思います。

私が使っている写真のiPad Proですが、初期の9.7インチのものです。スマートキーボード とApple Pencilを使うことができます。まず新幹線での移動ですが、昨今は東北新幹線、東海道新幹線ともにWiFiが使えますので、音楽を聴きながら縦にしてネットサーフィン、LINEが快適でした。フリーWiFiというアプリがあり、いわゆる公衆Wi-Fiの中から快適なものを選んでくれます。iPhoneのテザリングも便利ですが、iPhone側のバッテリ消耗が激しいことと、やはりパケット容量が有限ですので、できればiPad Proで極力WiFiにつながっていることはありがたく思います。

一方、メールの返信など長い文章を書くときには横にしてスマートキーボードを使いました。PCのキーボードほど快適ではありませんが、画面に表示される仮想のキーボードよりもかなりのスピードで打つことができました。複数のアプリを表示して、ファイルをドラッグしてメールに添付できるようになったのはとても便利です。また、常日頃Macを優先させてしまう理由の一つがOfficeを快適に使えることにあったのですが、少なくともWordについてはiPad版でもかなり仕事をしてくれることが分かりました。PowerPointも頻繁に使用しますが、これは予めMacで作っておいて、keynoteで呼び出してプレゼンした方が枠もずれにくく使いやすいように思っています。そうなると、エクセルで可及的速やかに仕事をする必要がない限り、iPadで出張を全うできそうな気がしてきました。

また、出張の真の目的である会議への出席ですが、こちらはGoodNotes というアプリが活躍してくれました。Apple Pencilでの手書きに対応していて、iPad Proを縦にしてメモを取ってみました。紙に書くのと比べて特に違和感もなく、クラウドでシェアできるのでとても頼もしいです。

もちろん、ホテルや移動中の動画視聴や音楽を楽しむこともできました。バッテリーは購入時よりだいぶへたったように感じますが、それでも終日充電のことを考えなくて良いとは頼もしい限りです。また、コンセント一式をホテルに置いたまま出かけられますので、アダプタがない分を含めてかなり身軽になれます。

私が使っている初期iPad Proの構成であれば、最新のiPad Proを購入しなくともiPad AirやiPadで実現することができます。つまりApple Pencilやスマートキーボードが使える、あるいは代用品が使えるのです。それでも主人個人は、最新のiPad Proが欲しくてたまりません。ちなみに、iPad miniの最新版でもApple Pencilは使えるし、何よりも軽くて持ち運びには快適なのですが、閲覧メインなら耐えられるかなという感じです。もちろんそう思えるときにはiPad miniも選択肢の上位に入ってきます。

この記事をご覧の皆様には、ぜひ一度PCではなくiPadを持って出張に出かけて欲しいと思います。