サンフランシスコ滞在記③
サンフランシスコの観光地、フィッシャーマンズワーフに出かけるのはケーブルカーが有名ですが、これには前回も記した通り片道7ドルの90分待ちでした。ダウンタウンでもフィッシャーマンズワーフでもチラチラ出くわしたのが、昨日はほとんど触れなかったこのストリートカーです。本日、どうしても乗って見たくて乗って見ました。ケーブルカー人気の陰で隠れていますが、とんでもない魅力のある乗り物だということがわかりました。
まずストリートカーと呼ばれるこの電車、サンフランシスコでは一旦廃止されていて1995年に復活したそうです。全米各地を廃止っていたことから、それぞれの都市の色が再現されているそうです。アメリカの電車にしては綺麗に洗車されてます。車輌も国内を中心に集められたそうです。
じっと凝視していると、なんだか犬の顔に見えてきました。窓が目、黒いベルが花、ライト周りが口、赤い塗装がほっぺたです。この一番最初に乗った一番上の写真の電車が一番可愛いなと個人的に思います。
屋内も非常によく手入れされていますね。室内灯もとても歴史を感じるデザインです。大勢のボランティアが参加して車輌を維持しているそうです。走る博物館ですね。日本だと阪堺電車がやはり歴史的です。
バスと同じで先払いかと思ってお金を握りしめていたら運転士に乗れ!と言われて無賃乗車状態でした。よく見ると今日まで三日間無料との文字が。もっと早く知っていれば乗りまくってたのにと残念に思いました。
折りたたみの両扉で前後の出入り口が芸術的です↑
我がサンディエゴの塗装もありました↑
小さいのもいました↑ミラノで使っていた車輌だそうです。片側にしか出入り口がないこと、運転台は左側に寄っていることを勘案すると、乗っている感覚としてはバスに近かったです。
片道はケーブルカー、もう片道はこのストリートカーにするのもおススメです。サンフランシスコにいらした際にはぜひ試して見てください。