震災から10年が経過して

3/11で震災から10年が経過しました。最近も大きな余震があったり、コロナの感染者数が増えて相変わらずイライラしたりの毎日です。この10年間は、早かったような、あっという間に遠くまで来てしまったような両方の感覚があります。ニュースも10年ということで例年以上に取り上げましたから、いわゆるアニバーサリー・リアクションというやつが半端なかったです。そんな中、多くの方より暖かい励ましの言葉を頂戴しました。ここに記して感謝申し上げます。

写真は再掲になりますが、100分de名著の最新版はセネカの「生の短さについて」を取り上げていました。私が最もすとんと腑に落ちたのは、明日が来るのは当たり前ではないその「不確かさ」についての部分でした。その不確実さを心に刻んで、だからこそ今を一生懸命生きることこそ大事なんだと改めて思いました。コロナ禍になって以来、このことを忘れがちになっていることに気がつきました。当たり前や平凡が最も尊いということを再確認しないといけないですね。

ご先祖のお墓参りに行ったときに綺麗な青空だなとおもって撮った一枚です。この場所から臨む山の風景は昭和の時代から変わりません。残雪も綺麗だなと思いました。田んぼに水が入るとさらに春めいて綺麗なのでしょうね。