カメ、メダカ、時々iPhoneー日日是好日ー

今ここにを大切にしたいアラフィフ親父のブログです

ここまでの好みの変遷

万年筆の好みの話です。

今年に入って、偶然ネット上でプラチナの#3776について、2年使わなくてもインクがちゃんと使えるという記事に驚愕し、通販でポチったのがことの始まりでした。細字を買ったのですが、字の太さは良いのだけれどもカリカリした感じがして、あたかも針先で書いてるような感触でした。もう少しぬらぬら書けないかと思うようになりました。そんな折に徒歩圏内に万年筆屋さんがあることを発見し訪ねてみることにしました。初回訪問時に#3776の中字を買い、2回目でもう少しぬらぬらしたのが良いと相談してペリカンのスーべレーンM600をゲットしてしまいました。その時の様子は過去記事の通りです。

 

 

その後、職場の引き出しから働き始めた頃に何も考えないで買ったパイロット74の太字が出てきました。太すぎてしかも馴染むしで頻度が激減して長い間お蔵入りしていたのでした。先日、万年筆屋に持参してインクの出具合を微調整して頂いたら2000年のモデルだということが分かりました。微調整が功を奏したのか、滲むことがなくなりまして、そのぬらぬら感にはまりつつあります。使い込んだ分だけ、自分好みのペン先になっているというアドバンテージもあるのかもしれません。

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左から、#3776のF、同M、スーベレーンM600のEF、パイロット74のBです。

 

嫌な勉強や仕事のために使っていた書くという行為が、行為そのものが趣味になるというなんとも不思議な展開になってます。