カメ、メダカ、時々iPhoneー日日是好日ー

今ここにを大切にしたいアラフィフ親父のブログです

万年筆のお話

実は、最近になって一筆箋や便箋、ハガキなどを使ってお礼の言葉など書き添えることが増えました。コロナによって人との繋がりが希薄になりがちなのを意識してということもありますし、資料などを送付してもらう際にそれらが添えられていると、なんだか良い気分になりますからね。いつしか自分もそうしてみようと思うようになりました。

 

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で、写真のような亀やナマズの一筆箋をゲットしたりして1人で盛り上がっていたのですが、ここへきてボールペン派から万年筆派に戻りつつあります。万年筆だとインクが詰まることが多くて敬遠していたのですが、最近の万年筆は詰まりにくい構造が採用されてたりするそうです。ただ、何本か試して、どうしても使った感じがしっくりこず、専門家に相談しながら買えるお店がないかなと思案していたところでした。最近、市内にそういうお店があることを発見し、ようやく念願かなって本日お邪魔してきました。

私の前にお客さんが2人いたので、それぞれが相談してる時の店主の丁寧な説明ぶりに感心しつつ、やっと私の順番が来ました。カリカリ書くタイプのものではなくもう少し弾力性があるものがほしいと伝えたところ、色々とサンプルを出してくださり試し書きをさせてもらいました。その間、店主は私の握り方や書き方をジーッと観察されておりました。仮に同じペン先サイズのものでも一つ一つ微妙に異なるようで、私に合うものをいくつか選んでくださりました。さらには、これにする!と決めた後も微調整をしてくださいました。薄利多売は難しい売り方ですが、その知識と技量にならお金を払っても良いなと思わせるまさにプロでした。色々な意味でそのお仕事ぶりを見習いたいと思いました。今まで持っていたものと同じプラチナの#3776centuryを選択し、ペン先はこれまでのFからMサイズと一つ太いものとなりました。

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